自営業「こんなはずじゃなかった」  タダでやってよ!

自営業になるとアルアルなのが...
 ・友達なんだらか、タダでやってよ!
 ・簡単で短時間で良いから、無料で何とかならないか?
なんてことが、あります。

会社員のときは、そんな要求をされたことはありません。
自営業になると、あるんです....

サービス業だとタダ(無料)要求があります

お店に陳列された商品を「タダで!」と言う人はいませんが、
技術や作業で原価の無いサービス業ではアルアルです。

企画書の作成とかデザインなどの仕事だと...
 「簡単でイイから、タダでやってくれないかな予算無いんだ」
 「友達なんだから、タダでイイよね」
なんて言われることが良くあります。

私自身、企画書の作成や営業ツールを図解で作成していたとき。
「うちのこれ、図解で簡単でイイんでちゃちゃっとやってくれない!」とか
「東京に来たついででイイんだ、うちに寄ってよ!」と言う人がいました。

でも、そういうような人は頭に浮かんだ思いつきを言うだけです。
しっかり考えていないので、聞くたびに内容が追加になります。
前に言ったことと違ったり、矛盾も出てきます。
そこを指摘すると、「プロなんだから、適当にやってよ!」となります。

適当にやると、上手く行かなくなるから聞くんですが...

実は、若い時は仕事が無いので
何とか仕事が欲しいのである程のことはやったことがあります。

自営業がタダで仕事をする場合は、先の受注の目論見

昔、公共事業へのシステム導入の入札で話題になったのが「1円入札」です。
これは初年度の利益を度外視した価格で受注して
次年度以降に割高な随意契約を暗黙の前提としています。
大手のコンピュータメーカが、これをやって話題になりました。

でも、自営業はこんなことはできません。

最初に、企画書やデザインをタダみたいな金額で請け負っても、
先の受注にはつながりません。

顧客は喜んでくれません。
喜ぶどころか、「もっとやって欲しかった」と不満すら持ちます。

適正価格で受注した場合は顧客満足度が高い

適正な価格で受注した場合は、お客さんに喜んでもらえます。
値引きをしない代わりに内容でサービスができます。

私が良くやったのは
新規事業の事業企画書を25枚前後で作成する仕事で、
1枚で全体をまとめや「1シート事業概要書」をおまけしていました。
ゼロから考えて1枚にまとめるのは大きな手間がかかりますが
25枚前後で作成しているので1枚にまとめるだけなので簡単です。

この1枚で事業提案して、興味を示してくれたら
本番のプレゼンは25枚で行きましょうとアドバイスしSていました。

興味の無い人にたくさんの枚数で説明するのは受ける人の負担が大きいんです。
1シートの事業企画書は、かなり喜んでもらえました。

ここから、営業ツールの作成などでも1シートをプレゼントするようにしました。

良い仕事をして、顧客と良い関係を築くには
 ・他の人がやっていない技術や商品を持って
 ・適正な価格で受注すること
が最も重要です。

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