自分は何者? 名刺の裏にたくさんの仕事

自分は何者? 名刺の裏にたくさんの仕事

自営業になると、すべては自己責任です。
どんな商品やサービスを売るか?!
そして、どんな売り方で利益を出すか?
誰も、「こうやりなさい」と指導はしてくれません。

だから誰もが不安になります。

つい、「あれも・これも」と手を出してしまう

私自身、最初の方は仕事が上手く回っていました。
だから天狗になってしまったこともありますが..

でも、長く続けていると..
なかなか受注につながらないこともあります。

そんな時に、
「これ、取り扱ってみない?」と言われたり、
「うちの代理店にもなっておいたら?」と言われたりします。

相手は、良かれと思って言ってくれています。
「あなたのために」と。

確かに、いろいろなルートがあれば売り上げの可能性が広がります。
とりあえず登録だけしておこうかと
つい、代理店になったことがあります。
今でも、その会社に行って代理店契約をした時のことを覚えています。

自分に無理しているな~と、違和感を感じていたんだと思います。

少し離れた分野ですが、まったく関係が無いということもありません。
契約書を書いていて上手く行かないだろうとも思っていました。

いろいろ手を出すのは良くないと実感したキッカケ

仕事や異業種交流会で出会った人と名刺交換をしたときのことです。

その人の名刺の裏に、いくつもの仕事が書いてありました。
関連があれば「こういうことが得意なんだろう!」と思えるのですが。
脈絡なく関連性がないモノが並んでします。

私が感じるのは
 ・この人は、何者?
 ・何の専門家なのか?
 ・何を頼んだら良いのか?
と言うことです。

そこで、「あっ!」と思いました。
私の違和感は、これだったんです。

私が、何とか営業先を広げようと思っていいたことが
他人からはどう見えていたのかと実感した体験でした。

自分の「強み」を打ち出すことが必要です

自営業になると、自分が全てです。
自分の持てる力が、営業力であり商品力となります。

上手く行かなくても、誰のせいでもありません。
全部自分が悪いんです。
サラリーマン時代のように「会社が...、上司が..」とは言えません。
不満を言えるだけで責任の無い時は楽です。

なぜ、自分の「強み」を打ち出すことが必要なのか?

同じような仕事をしている人の中から選んでもらうことが必要だからです。
選んでもらうには、他の人との違いが明確な事、
そして競争力があることが必要なのです。

特にコンサルタント業で起業を考えている場合、
明確な「強み」があることで他者との差別化を図ることが必要です。
そして、それが高く売れるか・売れないかということに影響します。

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