会社にしがみつくのは危険 どこかで自分で立つ!

もうかなり昔になります。
平成元年に会社員でいることにホトホト嫌になり、消極的に独立しました。

辞めたいと思っていても、なかなか踏ん切りがつかないものです

「もう限界」と感じているのに、なかなか辞められませんでした。
「辞めて大丈夫なのか..」と不安にとらわれて、決断できませんでした。
不安を感じるのは当然のこと。
会社員しかやったことが無ければ、
 ・決まった日に給料が入らなくなることの不安
 ・お客さんを見つけられるのか不安
 ・どうやって売り上げを上げるのか不安
何を、どうしたら良いのか分かりません。
堂々巡りが続きます。

辞めたい理由は、組織と人間関係の悩み

自分に無理を強いて、何とか1日1日を過ごしていました。
仕事自体は好きなのですが、嫌で仕方がありません。
会社に行って人の顔を見るのも嫌でした。
何年も悩んでいました。
神経科に行って薬をもらって飲んだことがあります。
でも、1回飲んだら...
頭の性能を下げると感じたので、飲み続けたらヤバイと感じました。
今なら、メンタルケアとか産業医の相談などに頼れると思います。
当時は、そんなことはありません。悶々と悩む毎日でした。
でも、ある日、天から矢のように「このままいてはダメだ!」と降ってきました。
それは瞬間でした。
悩んでもムダ、そう思ってすぐに辞めることにしました。

会社は一生モノではない、必ず寿命がある

後から考えると...
会社は、一生モノではないということです。
長く勤めたいと思っていても、会社には寿命があります会社自体が無くなるのです。
もう、会社を辞める・辞めないということに悩んでも無意味な時代です。
自分で、「どう生きるか・どう働くか」を自分で確立することが必要です。

東京商工リサーチによると、企業の平均寿命は23.3年ということ。
悩んで悩んで自分を殺していると、自分の賞味期限は切れ、会社もなくなります。
そんなことをしているのは、もったいない。
時間の無駄、人生の浪費です。

辞めてしまえば、不安よりも「さっぱりした」が本音でした。
先のことを思い悩んでも、悩まなくても同じなんです。
会社を乗り物と考えましょう。
自分の未来を豊かにする乗り物に、乗り換えると考えると分かりやすくなります。

自分自身の能力で、乗り物を変えていく意識が必要です。

目の前のことに、思い悩んでいる時間はありません。

独立に当たって決めたこと

独立するにあたって決めたことがあります。
それは、
  ・会いたい人としか会わない
  ・一緒に仕事をしたいと思える人としか仕事をしない
でした。

もう、自分に無理を強いるのは止めました。
会いたくもない人と、一緒に仕事をするのは苦痛です。
ただ、100%これを実現できたかと言うと、そうでないこともありました。
でも、出来るだけ「嫌だな!」と感じた人には近づかないようにしました。

私が、独立した平成元年頃は、
まだまだお金を払う方が偉いと思っている人がいました。
創業経営者だと苦労もしているので、魅力的な人がたくさんいました。
でも、親からもらった社長とか、中小企業の課長・部長とか..
一緒に仕事をしたくない人もたくさんいました。

嫌だなと思いながらやった仕事は、お金にはなっても..
学びも少ないし、満足感もありません。

長い自営業の経験の中で辿り着いたのは...
「友達になれる人と仕事をする」です。

これからは自分の実力で自由に働いて楽しむ時代です。
仕事と遊び、オンとオフを分ける時代でもありません。
頑張る人にとっては、とてもいい時代です。

独立したら、辛いこと苦しいこと、悔しいこと馬鹿にされることなどなど
色々なことが降りかかってきます。
でも、すべて自分で決めて解決できます。

自分の解決できる問題しか降りかかってきません。

一生懸命やっていれば、誰かが応援してくれます。

今、私が思うのは...
是非、友達になれる人と遊びも仕事も楽しんで欲しいということです。

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